こんにちは。轄kエ翻訳事務所で美術分野の翻訳を担当している佐々木です。
今回のテーマは8月17日から9月24日まで開催されているアートアクアリウム(Art Aquarium)についてです。
先日、日本橋三井ホールで開催されているアートアクアリウムに行ってきました。アートアクアリウムは金魚とアートを融合させた水族館で、さまざまなデザインの水槽と照明で演出された展示を楽しむことができます。
会場に入ると全体が暗い空間で、工夫を凝らした水槽が並んでいました。水槽の大きさや金魚の数にも驚きましたが、それらが音楽や照明と絶妙に調和していて、日本古来の美と近代アートがすばらしいハーモニーを奏でていました。1つひとつの展示に足が止まり、しばらく眺めていても飽きません。日本人の血でしょうか。夏と金魚の組み合わせはとても涼しげです。映像を駆使した展示もあり、このような技術は日本人ならではのものです。
1つ残念だったのは会場が比較的狭く、写真撮影も可能なので、多くの来場者が各展示の前で写真を撮っているため、人の流れがスムーズでなかったことでしょうか。来年も開催される場合は余裕のある展示スペースを確保し、もう少し落ち着いて鑑賞できるように配慮してもらいたいです。しかし、このような展示は非常にめずらしく、海外に日本文化と技術をアピールする絶好のツールかもしれません。興味のある方は訪れてみてはいかがでしょうか。
轄kエ翻訳事務所 美術翻訳担当:佐々木 |