こんにちは。轄kエ翻訳事務所でスポーツ分野の翻訳を担当している佐々木です。
今回のテーマは各国でリーグ戦が開幕しているヨーロッパサッカーについてです。
1994年に三浦知良選手がアジア人として初めてイタリア・セリエA(Serie A)に入団してから18年、現在では20名を超える日本人選手がヨーロッパでプレーしています。中でも一番の注目はイングランドのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に移籍した香川真司選手でしょう。ドイツのボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に在籍した2年間ではレギュラーとして活躍し、チームのリーグ戦2連覇に大きく貢献しました。その才能が評価され、今年6月に世界屈指のビッグクラブへの移籍を果たしています。その香川選手よりも前に海外挑戦を果たし、今では日本代表に欠かせないプレーヤーとなった本田圭佑選手。ロシアリーグのCSKAモスクワ(CSKA Moscow)でも存在感を示しており、移籍3年目となる今シーズンはさらなる活躍が期待されています。その他にも2010年のワールドカップ南アフリカ大会後に海外移籍をした長友佑都選手(イタリア・インテル(Inter))や岡崎慎司選手(ドイツ・VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart))、今回のロンドンオリンピックで主力を務めた清武弘嗣選手(ドイツ・1.FCニュルンベルク(1.FC Nurnberg))や酒井宏樹選手(ドイツ・ハノーファー96(Hannover 96))など、現在だけでなく将来の日本代表を背負って立つ選手が数多くヨーロッパリーグに在籍しています。
2010年のワールドカップ南アフリカ大会ではベスト16、今夏のロンドンオリンピックでは予選リーグでスペイン代表に勝利してのベスト4と、日本サッカーは着実に成長をしています。次回のワールドカップは2014年のブラジル大会ですが、海外で力をつけた若い選手たちが日本代表に名を連ね、ベスト16の壁を突破してさらなる高みに進んでほしいと思います。
轄kエ翻訳事務所 スポーツ翻訳担当:佐々木 |