こんにちは。轄kエ翻訳事務所で 美術分野の翻訳を担当している佐々木です。
今回のテーマは7月28日から8月4日まで名古屋市で開催された世界コスプレサミット(World Cosplay Summit)についてです。
世界コスプレサミットは毎年8月上旬にテレビ愛知が開催しているイベントで、2003年から行われています。記念の10回目となった今回は過去最多となる20か国が参加し、さまざまな企画やパレード、撮影会などで盛り上がりました。一番の見せどころは世界コスプレチャンピオンシップ(World Cosplay Championship)で、各国の代表者がステージでパフォーマンスを披露し、チャンピオンを決めるコンテストです。今回も1万人を超える観客の前でレベルの高い戦いとなりましたが、日本代表が3年ぶり2度目のグランドチャンピオンに輝きました。
世界コスプレサミットは2006年から外務省(Ministry of Foreign Affairs)が後援し、2009年からは外務省や名古屋観光コンベンションビューローなどで構成される実行委員会が設立されるなど、コスプレや漫画に代表される日本のポップカルチャー(pop culture)を積極的に海外へ発信する存在となっています。2003年の開始以来、会場は名古屋市のみとなっていますが、将来的には東京や大阪など各都市で持ち回り制にし、より多くの人たちが参加できるようなイベントへ成長してくれることを期待しています。
轄kエ翻訳事務所 美術翻訳担当:佐々木 |